盛岡三大麺を一日で制覇する地元流の食べ方
2026-05-09·7 分で読める
# 盛岡三大麺を一日で制覇する地元流の食べ方
## 盛岡三大麺とは - 知られざる背景と成り立ち
盛岡の三大麺といえば、**冷麺・わんこそば・じゃじゃ麺**。でも実は、この「三大麺」という枠組み自体が、1980年代に観光協会が観光振興のために作ったものなんです。地元民の間では昔から愛されていましたが、観光商品化されたのは割と最近。
冷麺は朝鮮半島のルーツを持ち、戦後の盛岡で発展。じゃじゃ麺は中華麺にみそダレをかける独自スタイルで、これは盛岡発祥です。わんこそばは江戸時代の大名文化が起源。つまり、三大麺は時代も背景も全く異なる、盛岡の食文化の多様性を象徴しているんです。
**地元の豆知識:** 実は盛岡の人間は「三大麺チャレンジ」をあまりしません。好きなものを好きなときに食べるが地元流。観光客だからこそ、このチャレンジが成立するんです。
## 朝から夜までの攻略順序 - 地元民のコツを公開
順番が重要です。地元民がすすめるのは、**朝:冷麺 → 昼:じゃじゃ麺 → 夜:わんこそば**です。
理由は、冷麺のさっぱり感で目覚めさせ、じゃじゃ麺の濃厚なみそ味で満足感を得て、最後にわんこそばで次々と少量を食べることで胃への負担を分散させるから。逆順だと、わんこそばの塩辛さが後に残ってしまいます。
朝は7時台から営業する冷麺屋も多いため、ホテルを出て真っすぐ向かうのが吉。昼は11時半から満席になる店が多いので、11時に到着を目指してください。夜のわんこそばは18時以降が狙い目。
**裏技:** 各麺を食べる間に1時間の休憩を挟むと、胃がリセットされます。盛岡城跡公園で散歩するのがおすすめ。
## 各麺の店選びで失敗しない秘訣 - 観光地より穴場を狙う
**冷麺:「食堂サンボ」(中央通1丁目、¥980)**
観光客が殺到する「白龍」より、地元客が多いここがおすすめ。スープが透明でキレのある味わい。氷がたっぷり入っているのも特徴です。
**じゃじゃ麺:「かわや」(盛岡駅西口近く、¥700)**
創業80年超の老舗。みそダレの配合が絶妙で、相棒のきゅうりも毎日新鮮。ここでは「かけ」(つゆ)の追加も頼んでください(¥100)。最後に麺をつゆに絡める「食べ方」が正しい作法です。
**わんこそば:「東家」(中通1丁目、¥2,200程度)**
観光地ですが、13時台に行くと地元客がいて混まない穴場タイムがあります。給仕さんがベテランで、食べるペースに合わせてくれます。
## 三大麺チャレンジを快適にするテクニック
水分補給が命です。各麺の間に水を500ml飲んでください。特にじゃじゃ麺の後は必須。汗をかくため、塩分も取りましょう。
服装は「ゆったり目」で。腹が膨らむので、締め付けない素材を選んでください。靴も脱ぎやすいものが良いです。わんこそばは椅子席ですが、座敷の店もあり、正座が必要な場合があります。
スマートフォンのカメラは必ず満充電で。インスタ映えを狙う人は多いですが、外国人観光客の写真タイムで列が止まることもあります。朝一で訪問するのがベストです。
**裏技:** 小腹が空いたら、マンホールの蓋を写真に撮りましょう。盛岡のマンホールには麺が描かれていて、スポット集めも同時に楽しめます。
## 一日では足りない?本当の盛almの麺文化を知る
正直に言うと、三大麺だけで盛岡の麺文化は完結していません。他にも**盛岡ラーメン**、**盛岡式焼うどん**、そして季節限定の**冷たいみそラーメン**など、知られざる麺があります。
二日目以降があれば、これらも試してほしい。特に冷たいみそラーメンは夏限定で、濃厚なみそ味が冷麺とじゃじゃ麺の間を埋める存在。盛岡は「麺の街」というより「麺の実験都市」なんです。
真の盛岡麺愛好家になるなら、地元民とお店で話してみてください。「次は何を食べるべき?」と聞くと、皆んな自分の推しメンを教えてくれます。その会話が、もっとも価値のある盛岡体験になるはずです。
観光地化されていない、素の盛岡を味わってくださいね。